「食育」について考えよう!】
ここ数年特に注目されている、食育。
なぜそれほどまでに注目されているのでしょうか?
「食育」についてあまりじっくり考えたことのなかったリポーターの二人ですが、しっかりリポートしてくれました。
中庭浩史リポーターは、まずは古川橋駅前で街頭インタビュー

お子さん連れのお母さんお二人と小学5年生の元気な子どもたちにお話をお伺いすることができました。
お子さんを持つお母さんはやはり「食育」については関心が高い様子。
「食育」と改めて考えなくても「食べること」については色々工夫をされているようでした。
お一人は、お子さんがアレルギーを持たれているそうで、食事には気を遣っておられるそうで、食の指導を受けながら徐々に牛乳なども飲めるようにしていっているということでした。
そうか、最近はアレルギー体質のお子さんも多いんだ・・・
食べ物の知識は本当に必要だな・・・
団長始め探偵団メンバーがしみじみ感じていました。
中庭リポーターは門真市保健福祉センターにも行ってくれました。
こちらでは、管理栄養士の宇都さんと保健士の村下さんにお話をお伺いしました。
門真市では平成19年11月〜平成20年10月までの期間、3歳6ヶ月児健診時に「食育の関心度」についてアンケート調査をされました。その結果について教えていただきました。
いくつかあるアンケート項目の中からピックアップしてご紹介くださいました。
少し前のアンケートにはなりますが、「食育」への関心度合いは非常に高い結果が出ました。
他の質問内容は以下のようなものでした。
●朝ごはんは食べていますか
●1日何皿野菜料理を食べていますか
●夜は何時に寝て、朝は何時に起きていますかなど。
子供をもつ母親として大槻団長も一緒に答えながらお話を聞きましたが、
野菜料理、理想は1日5皿にはびっくり。
なかなか難しいですが、少しでもそれに近づけるようにがんばりましょう

上林美香リポーターはといいますと、守口市の広報紙から情報を得て、守口市立大久保小学校へ

広報もりぐち5月号の10面に掲載されていましたが、梶中学校と並んで大久保小学校は平成21年度 府優秀教職員(団体の部)で表彰されました

大久保小学校は様々なことに取り組み、学力向上に成果をあげたことが評価されましたが、その中に食生活の充実に向けた食指導も含まれています。
ご対応くださったのは森校長先生と栄養教諭の上田先生。
学校ではやはり朝ごはんを食べずに学校にくる子供がいるそうで、
まずは生徒のみなさんには一日の活力になる朝ごはんを食べるように指導されています。
また、事前に生徒たちにアンケートをとって、生活習慣(食生活)を調査し、
それを基に実験的に食指導を行っておられます。
普段飲んでいるジュースにはどれだけの砂糖が使われているのかを
実物を使って生徒の皆さんに教えたりされているそうです。
また、普段の給食時間も立派な食育の時間。
食器の並べ方や、いわゆる「三角食べ」の指導などもされているそうです。
さらに地域の方のご協力で、田植体験なども実施されているそうです。
始めは田んぼに入ることを嫌がっていた生徒たちも、
思い切ってやってみると楽しくてなかなか終わらなかったそうです

また田植の大変さも分かったようで、地域の方に「おっちゃん、大変やなぁ」って、
労いの言葉も出てきたそうです。
自分たちで田植をして、食べ物のありがたさを実感したようでした。
地域との交流という点では「地域共催イベント2010」が7月10日(日)に大阪国際大学キャンパスで行われます。
〜考えよう「私たちのえ〜ことライフ」〜とサブタイトルにあり、
参加する大久保小学校6年生は
「元気がわくわく朝ごはん」と題したポスターセッション・クイズを行うそうです。
また、その他にもミニコンサートやクッキングコーナーも予定されています。
それぞれのコーナーによって時間はまちまちですが、
午前10:30から午後にかけて色々と行われます。ぜひお越し下さい

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戦後、日本の食生活は瞬く間に豊かになり、非常に便利な世の中になっていきました。
しかし、その豊かさ・便利さゆえに、みるみるうちに日本人の食生活のバランスが崩れていきました。
また、食の安全・安心といった面においても「食」に関する知識が求められる世の中になっています。
私たち一人一人が「食」について考え、判断する力をつけるためにも
「食育」は非常に大切なものとなっています。
みなさんも少しご自分の食生活を見直してみませんか?