
今回は事前に守口市にお住まいの岡田日出夫さん(大正12年生まれ)にインタビュー。
学徒出陣と特攻隊についてお話して頂きました。
岡田さんは松山高商(現在の松山大学)在学中の19歳のときに軍隊に入りました。
入隊後は飛行機の整備をされていたそうです。
知覧(鹿児島県の特攻基地)で特攻機の整備をされていたこともあります。
飛び立つ特攻機を数多く見送られたのでした。
当時の辛い経験や戦友のことを思い出すと、時折声を詰まらせて涙された岡田さん・・・
一つ一つ思い出しながら、語ってくださいました。
岡田さんは少しでも長く平和なときが続くように、
少しでも争わなくていいように人は努力をしなくてはいけない。
そうおっしゃっていました。
本当に今回も貴重なお話をして頂けました。
岡田さん、ありがとうございました。
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岡田日出夫さんが書かれた「特攻隊員の友に送る手紙」を朗読させてもらい思ったこと。
自分に親切にしてくれた仲間の「特攻機の整備」をしなければいけなかった気持ち。
想像を絶し、言葉になりません。
戦争は繰り返したくない。
繰り返して欲しくない。
という気持ちがあると同時に、終戦直後の何も無いところから、ここまで復興させてくれた僕たちの先輩に感謝します。
この気持ちを忘れずにこれからも生活していこうと思う中庭でした。