FM-HANAKO 82.4MHz 毎月第二・四・五週(金)午後3時35分〜4時50分(「プロムナード824」内)
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2014年08月08日

戦争体験を語り継ごう

今回は、守口市中央会館で開催されている「平和のつどい」の模様をお伝えしました。
守口市中央会館4階では、原爆投下当日の模様が記された新聞や被害に遭われた人たちの写真が展示されていました。
守口市原爆被害者の会の野本幸隆さんのお話しも伺い、原爆の悲惨さを改めて知りました。
野本さんのお話しは非常に詳細に記憶されており、情景を想像すると、心が痛む思いがしました。

亀田聖子です。
戦争体験を語り継ごう

守口市中央公民館で開催されている「平和のつどい」の模様をリポートしてきました。

その語り部として公演された守口市原爆被害者の会 前会長 野本幸隆さんに
大内団長が戦争体験のお話を伺った収録を放送しました。

野本さんは昭和20年、8月6日、広島で原爆に遭いました。
当時は中学生14歳、家族は父・母・兄弟3人で暮らしておられて、
原爆が投下された日は自宅で被害にあったそうです。
(ご自宅は爆心地から2キロ圏内)爆風が起こった瞬間 家具のすべてが倒れたほどの衝撃でしたが
野本さんは家に中にいたおかげで命に別状はなかったのだそうです。

学校も焼け、先生方も亡くなり、広島では生活できないので
原爆投下の3日後におじさんが迎えに来てくれて
父の実家がある四国へ行くことになったそうなのですが
父が怪我をしていて入院していたので長男である野本さんだけは広島に残り
病院で看病をされていたそうです。

何も情報もない状態の中、小学校が病院代わりとなっていて
そこで父の看病をしながら過ごしていたそうなのですが
3・4日経つと、入院している人の背中にうじがわいていたそうです。
また、それだけではなく
隣で寝ていた女の子の手が野中さんに当たったのですが、その手が冷たい事に驚き
その女の子の母親に「この子の手冷たいよ」と言うと
その母親は「この子が最後で、子供が全員亡くなった」と言って泣いておられたそうです。

この話をされていた時、
野本さんは泣くのをこらえながらお話を続けて下さいました。

野本さんは、母が帰って来ないので
友人と探しに出かけたそうなのですが、ぐったりと倒れている方々は会話もままならない状態だったので
野本さんは自分の顔を相手に見せて反応を見て、もし何か反応があればと思いながら
母かどうかを判別しながら探しまわったぞうです。

しかし母は見つからず
市役所へ行って確認しようとすると、たくさんの遺骨がずらりと並んでいて
母の特徴を伝えた上で「もしかしたらこれが?」と思われる
遺骨を持って帰られたのだそうです。

母じゃないかもしれない、他人かもしれないけど
どこかで母を誰かが供養してくれているかもしれないと思い、
その遺骨を供養されているのだそうです。

終戦を迎え時の事もお話して下さいました。
いつまでも学校(病院代わりに校舎が使われていた)に居るわけにもいかないので
列車が動くようになったと知り広島駅まで行かれたとき
駅で何かの放送が流れているのが聞こえ、それは天皇陛下の声だったそうですが
周りが「日本が負けたー!日本が負けたー!」と泣いていたのを見て
日本の敗戦を知ったのだそうです。

その後、野中さんは夜間学校に行って働きながら、小学校に上がったばかりの弟たち兄弟と、
仕事が出来るまでに回復したお父さんと生活されたそうです。

そして昭和32年、就職のため守口へ引っ越してきて
4、5年前に知人の紹介で守口原爆被害者の会に入会されたのだそうです。

つらい当時の実体験を、私達に分かりやすく、細かく、涙をこらえながらお話しして下さった
野中さんのお話は、原爆の恐ろしさや戦争の悲惨さがストレートに心に伝わりました。
戦争・原爆はいけない、なぜいけないか?どんな事が起こったのか?
自分たちの生きる時代の平和を守っていくために知る、自分の意見を持つ
その大切さを改めて教えて頂きました。
posted by もりかど探偵団団員 at 16:11| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いつも再放送しか聴けないのですけど、今日もいい放送ありがとうございました。
毎年8月の「戦争体験を語り継ごう」は必ず聴かせていただいています。
原爆・戦争のない平和な時代が続くために、今何をすべきか考えさせられます。
お話いただいた経験を後世にしっかりと語り継がないといけないですね。
ありがとうございました。
Posted by takapon! at 2014年08月17日 00:14
takapon!さんへ

いつも再放送聴いて下さってありがとうございます。
「戦争体験を語り継ごう」で毎年様々な方からお話しを伺っていると
毎回、新しく学ぶ事ばかりで
その度に、戦争を知らない私も後世に継いでいく役目をしなくてはと感じます。

「戦争体験を語り継ごう」必ず聴いて下さっていることに感謝します。
Posted by 亀田聖子 at 2014年08月20日 07:36
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